キャッチ画像は、18歳まで生きたラグドールの幼猫時代です。
ネットでは●●●獣医監修の企業サイトや現役獣医さん自らの開設ブログなどがたくさんあって、調べれば調べるほど益々混乱してしまう。
口コミや評判に惑わされないようにしたい。
猫のえさには通常カリカリと言われる「ドライフード」と缶詰めのような「ウェットフード」があります。
猫の年齢は人間の年齢に換算すると、生まれて1年で18歳、2年で24歳、その後の1年は人間の4年分に換算されます。
ですから猫の8歳は人間で言えば48歳と言うことになりますか。
生まれて間もない幼猫のときのえさはどうしたらいいのか。
1年半過ぎれば成猫です。
成猫なったらどのえさにしたらいいのか迷う時があります。
人間もそうですが、食事はとても重要です。
猫の場合かかりやすい病気として結石症や慢性腎臓病などがあります。
食事管理はとても大切なことです。
人間は誰もが猫の気持ちを分かっておりません。
猫ちゃんは、こんな思いだ、こんなことを考えているとか。
世の中には分かったようなことを書いてある記事が余りにも多すぎます。
だから、混乱してしまいます。
決めたフードは途中では簡単に替えられません。
製品選びは慎重にしましょう。
おすすめの人
- キャットフードを選ぶ時、何を基準に選べばいいのか分からない。
- ドライフードがいいのか?それともウェットフード?
こちらは、今飼っている3歳頃のアビシニアン+ロシアンブルーです。
先に結論を言います。
猫(ラグドールのオス)を18歳まで育てた経験があり、現在も5才の(アビシニアン+ロシアンブルーのメス)を飼っている獣医でもない私が経験をもとにお話しさせていただきます。
①ペット先進国の原産国から選びましょう。
②年齢ごとにマッチした商品を揃えているところを選びましょう。
③総合食のドライフードを選びましょう。
次に、その理由も含めてお話します。
選ぶ急所は7つ
選ぶにあたって私なりのポイントは7つあります。
この基準で選べば間違いがないのではないでしょうか?
安心・安全を考える。
7つのポイントは
①原産国をペット先進国、イギリス・フランス・ドイツ・ベルギー・スイスから選ぶ。
(原産国(最後に加工した国)と原産地(特に規定なし)は違う)
理由は
- 産地偽装、食品添加物の規制が厳しい国
- キャットフード先進国
- 原材料表示に偽りがない
- 安全基準がしっかりとしている
②ドライフードを選ぶ。
③必要な栄養素を確保しているか。
タンパク質、脂肪がそれぞれ30%必要、結局合わせて60%占めるのが良い。
他に炭水化物、ビタミンE。
炭水化物を多く含む穀類は注意、大豆ミートも注意 猫は肉食穀物を摂りすぎると腹を壊す。
④フードの種類が豊富で年齢別や原材料(特に肉類)のバリエーションが豊富であること。
プレミアムフードも用意されている。
⑤気を付けたい添加物、防腐剤、香料、着色料が使われているか。
⑥自然由来の酸化防止剤を使っている。
⑦安過ぎるものは駄目。
総合食のドライフードを選ぶ
基本的にドライフード中心で選びましょう。
ポイント
- 原材料表示がきちんと記載されているか。
- 穀物類が最初に記載されているのは避ける。
- 包装袋がしっかりとしている。簡単に破れたりしない。
- 開封したら密閉できるようになっているか。(ジップロックになっている)
- 酸化防止や遮光されているか。
ドライフードのメリット
- 栄養食が多く、総合栄養素としてバランスがとれている。
- 歯垢・歯石を抑える。文字通りカリカリと歯で噛むので歯磨きをしているよう。
- 開封後の保存が効く。しかし、賞味期限をしっかり確認すること。
- 水分が少ない乾燥タイプ。
ドライフードのデメリット
- 幼猫や老猫にとっては硬い。
- 水分補給不足となる。
年齢を考える
成長に合わせてフードを替えることはとても大切です。
しかし、特に問題が無ければ途中でメーカーを替えない方が良いと思います。
製品によっては年齢ごとに与える量を調整して、全年齢に対応しているものがあります。
それを選ぶようにしましょう。
子猫 | エネルギー源が必要(高たんぱく、高脂肪)、基本はドライで細かく砕くかふやかして。 |
成猫 | 高たんぱく、高脂肪系のドライフードで。 |
老猫 | 高たんぱく、低脂肪系のドライフード中心で、ウェットフードも使い分ける。(状況に応じて高たんぱく質に替える) |
避妊・去勢後 | 医師と相談するのが原則。素人判断はしない。 |
キャットフードの種類
キャットフードには以下の種類があります。
総合食 | バランスの良い栄養素が配合されているフード。 ドライ及びウエットでもある。 |
一般食 | 総合食のようなバランス栄養がなく、おやつで、人間のおかずのようなもの。 |
療養食 | 病気の治療を目的として |
ウェットフードは選ばない
総合栄養食とは言えず、人間で言えばおやつやおかずのようなものが多い。
何と言ってもウェットフードは、軟らかいので噛む力が弱い幼猫や老猫に使います。
幼猫・老猫にも出来るだけドライにして、ふやかすなり砕くなりして工夫してあげましょう。
メリットは、ドライに比べ水分含有量が多いだけです。
家の猫は水を飲まない猫だから補給する為と考えるのは間違いで、
飲めるように工夫してあげましょう。
デメリットは、保存が効かないので使い切りのものが多い。
特に梅雨時は困ります。
それと何せ、一食当たりの単価が高くなります。
▼▼我が家の猫チャンの食事は、↓です。元気でスクスク育ってますよ。▼▼
まとめ
キャットフードを選ぶのには、余りにも情報が氾濫していて混乱してしまいます。
選ぶポイントは7つ。
・原産国をペット先進国のもの。
・ドライフードを選ぶ。
・必要な栄養素を確保している。
・フードの種類が豊富で年齢別バリエーションが豊富である。
・添加物、防腐剤、香料、着色料が使われていない。
・自然由来の酸化防止剤を使っている。
・価格の安過ぎるものは避ける。
これを参考にしてもらえれば嬉しいです。
ネットの情報に惑わされずに選ぶポイントをお話しました。
それでは、又、お会いしましょう。