マンションの部屋の匂いを変えたいのですが、心が落ち着く、一風変わった匂いのアロマなどがあれば教えてください。
最近の建物やマンションには密閉空間の多い部屋が多くなりました。
コロナ禍で巣ごもり状態が続いている今、特にマンション住まいでは換気が充分に出来ず、部屋のにおいも籠りがちになってしまいます。
普段生活していると気が付かないでいるいろんな匂いが部屋中に滲みついて嫌なにおいに変わることがあります。
そうなりますと「部屋を良い香りにしたいなあ」と思っている方は多いと思います。
部屋の香りを作り出す芳香剤(ルームフレグランス)には多くの種類がありますが、マンション住まいの方に一番オススメしたい芳香剤を紹介したいと思います。
おすすめの人
- 部屋のにおいを良い香りにしたいと思っている方。
- マンションに住んでいるので簡単で近所に迷惑をかけないものがいいと思っている方。
マンション部屋の匂いを良くする「リードディフューザー」
部屋の中のにおいを嫌なにおいから解放され、良い香りにしたいと思っている人は多いと思います。
しかし、良い香りを作り出すと簡単に言いますが、香りを作りだしてくれる「芳香」の種類は多すぎて何を選べば良いか迷ってしまうのではないでしょうか?
又、香りを出す目的はどれを重視するかによっても選び方も違って来ます。
例えば、
良い香りを作ることに重視する「芳香剤」と、単に嫌なにおいを消したり中和させる「消臭剤」、嫌なにおいを吸収し、消し去る「脱臭剤」があります。
今回テーマは、部屋の嫌なにおいを消して良い香りを作ってくれる「芳香剤」についてとなります。
芳香剤には大雑把に言いますと、簡単に香りを振りまくスプレータイプのもの、自分の思いのままの香りを持続してくれるスティックタイプやキャンドルタイプ、ジェルタイプ、サシェタイプがあります。
「狭い密閉気味の部屋に適した芳香剤」は、ズバリ、スティックタイプの「リードディフューザー」が一番のオススメです。
以下、その理由、使い方、問題点などをお話します。
リードディフューザーとは
アロマオイルを入れたガラス瓶の中に、リード(スティック)を数本入れることでスティックからの吸い上げで香りを拡散させてくれるものです。
使う上にあたって注意点としては
注意ポイント
●瓶が倒れると中身のオイルがこぼれるので、出来れば高いところ置くようにする。
(香りは下から上に昇るわけであり矛盾がありますが、風の流れを考慮するのがポイントとなります。)
●子供やペットが誤って倒したり口に入れたりしないようにする。
●換気扇や空気清浄機の併用はしない。
(香りの強さが一定にならないし、オイルの蒸発が早くなります。)
オススメの理由
リードディフューザーをオススメする理由は、以下の点となります。
オススメの理由
●火を使わないので安心であります。又、電源も必要ありません。
●扱いが簡単で場所を選びません。
●湿気カビに心配なく、インテリアとして映えます。
●常に自然に香らせてくれ、香りの調節もできます。
(スティックの本数が多いと香りが強くなります。)
●価格も安くつき、繰り返し使用できる。
リードディフューザーの使い方
リードディフューザーを使うにあたってポイントを挙げておきます。
瓶の大きさは?
- 部屋の広さが、6畳以下は100mlサイズを
- 部屋の広さが、6~8畳は200mlサイズを
- 部屋の広さが、10畳以上500mlサイズを
瓶はインテリアとして部屋に合った形状や色を選びましょう。
スティックについて
選び方は?
- 材質は葦かラタンを使いましょう。
スティックの太さサイズ、交換は?
- 太さ・サイズは瓶と香りの強弱のバランスで選びましょう。又、消費量も考慮して。
- 交換は半年~1年ペースが良いです。
スティックがベトついたら上下ひっくり返すか、又は、無水エタノールでふき取る。
オイルについて
使用オイルは?
- 合成香料又は天然香料を使用します。
セット品もあり、自分でアレンジ(ブレンド)することも出来ます。
詰め替えは?
- リードディフューザー専用の詰め替え用オイルがあります。
(別の香りに換えても問題ないです。) - 詰め替え用オイルは継ぎ足してもOKですが、きれいに洗って水気を取って新しいオイルを使うのが良いでしょう。
リードディフューザーの問題点
問題点
- 香りの強さが一定でない。
- 瓶に入れた中身がこぼれてしまうことがある。
- ペットや子供がオイルやスティックを舐めてしまうことがある。
リードディフューザー以外のものは?
アロマディフューザーには、リードディフューザーの他に簡単に紹介しますと以下のタイプがあります。
超音波式タイプ
本体ボトルに水と数滴のオイルを入れ、超音波で細かい水蒸気を出して拡散させるものです。
(加湿器に似ております)
気化式タイプ
ボトルの中の不識布にオイルを滲みこませて風を送風して気化拡散させるものです。
上記はいずれも火を使わないが、電池又は電源が必要となります。
又、リードディフューザーではありませんが、香りグッズとして以下のものがあります。
アロマランプ
ランプ本体の上部のアロマオイル皿にオイルを垂らし、電源を入れたランプ(電球)の熱でオイルが揮発し香りを出します。
寝室などで香り控えめにしたいときに、又、うっすら明りが欲しいときに便利です。
アロマストーン
ストーンにアロマオイルを垂らしますと、香りが揮発してきます。
香りの範囲が限られるので玄関、トイレに向いているでしょう。
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アロマストーンで香気を楽しむ為のデメリット・メリット・注意すること
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その他にはキャンドル、サシェ、ジェルというものがあります。
以上、簡単に紹介しましたがそれぞれ一長一短があります。
アロマストーンやサシェなどは簡単で火や電源も使いませんが、香りの強さに難点がります。
やはり、リードディフューザーが、オススメと言えますね。
まとめ
部屋の嫌なにおいを解消したい。
アロマディフューザーを是非使ってみたいが、マンション住まいである。
マンションに適したものはどれか迷っている人にオススメのものは、それは、リードディフューザーです。
オススメの理由は、扱いが簡単で火や電源も使わないので安心で近隣に迷惑をかけません。
リードディフューザーとは、アロマオイルを入れたガラス瓶の中にスティック(リード)を入れ、そのスティックからアロマを吸い上げて香りを拡散させてくれるものです。
それでは、又、お会いしましょう。