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- 甘い芳香の羽衣ジャスミンについて知りたい。
- どんな育て方をしたら良いのか知りたい。
羽衣ジャスミンについて
データ
開花時期:4月~5月
色:白色、ピンク
誕生花:3月24日が誕生花
この時期(4月)に入ると芳香なにおいを辺りに漂わせてくれるのが「羽衣ジャスミン」です。
ひとつの茎からは白い小さな花がいっぱい咲きます。
春先の蕾の頃は赤ピンク色ですが、花が開くと真っ白になり、まだ蕾の赤ピンクとのコントラストが映えます。
羽衣ジャスミンは中国原産の蔓性直物です。
正式な和名はないようですが、満開時の花がピンクの羽衣をまとっているように見えることから名付けられたようです。
紅茶で有名なマツリカ(アラビアンジャスミンン)と同じ仲間となりますが、羽衣ジャスミンは紅茶には使われません。
羽衣ジャスミンはインドでは愛の花のシンボルと言われています。
そう言ったことから花言葉は次のように言われています。
花言葉:
「誘惑」「官能的な愛」優しさを集めて」「あなたは私のもの」
「優美」「愛らしさ」「清純」「愛嬌」「無邪気」「温和」「素直」
香り
昔から香りの王様はジャスミン、香りの女王はバラといわれております。
羽衣ジャスミンはジャスミンより強い芳香があり、金木犀にバラを足した香りと言われており、満開時になると周辺は甘い香りでいっぱいになります。
ジャスミンにはエッセンシャルオイルがありますが、羽衣ジャスミンには向かず、香料に使われていません。
羽衣ジャスミンは前述しましたように大変香りの立つ樹木ですが、これとは違い他にも有名な「香りの三大香木」というものがあります。
育て方・ガーデニングの仕方
羽衣ジャスミンは、つる性植物でありますので上へまっすぐ伸びることができません。
そのため支柱やフェンスなどで誘引して育てることが好ましいです。
その意味でも羽衣ジャスミンの楽しんで育てる方法として、ガーデニングの工夫をご紹介します。
まず、トレリスと言うものがあります。
トレリス
トレリスとは、板などを格子状に張り付けてそこにつる性の植物をからませたりします。
又、そのままおしゃれな飾りフェンスとしても使えます。
ラティスとも呼ばれています。
次に、オペリスクと言うものがあります。
オペリスク
よくつるバラでご覧になったことがあると思いますが、金属やプラスチック製で作られた支柱につる性植物を絡ませるものです。
支柱は円筒のものや多角錐の形をして、高さや直径はいろいろバリエーションがあります。
屋外に置く場合は、錆びにくいものや倒れにくいものを選びます。
次に、フェンスです。
フェンス
これは馴染みのあるアイテムで、いわゆる柵です。
金属や木材、アルミ、樹脂で作られ、大きさや高さを含め多くのバリエーションがあります。
庭先に簡単に置くだけのものや、違う複数のものと組み合わせてやる方法があります。
勿論、本格的に業者に任せて作る方法もありますが、つるを絡ませる目的を忘れずにしましょう。
次に、ハンギングです。
ハンキング
植物を地植えするとは違い、鉢に植えてその鉢を壁や天井などから吊り下げて楽しむアイテムです。
空間を上手く利用する点では良いものですが、つる性植物には伸びたツルの手入れが必要で羽衣ジャスミンにはちょっと向かないかもしれません。
剪定時期・冬越しなど
剪定時期
成長スピードが速い植物なので、日常的には月一回のペースですき間を作るためにもやった方が良いです。
本格的には、花後の7月~9月頃に行います。
冬越しについて注意点は特にありません。
まとめ
ジャスミンより芳香な香りと言われている羽衣ジャスミンは、つる性植物で旺盛な成長を見せます。
そして、満開時の小さな白い花には赤ピンクが混ざりそのコントラストは実に壮観です。
つる性植物を育てるには、ガーデニング方法(トレリス、オペリスク、フェンス、ハンキング)を柔軟に取り入れましょう。
それでは、又、お会いしましょう。