季節は桜の花も散り、三寒四温を繰り返すと徐々に暖かい日が多くなって来ました。
この時期になると猫のフケが出始めるのではないでしょうか?
こんな時はどうしたら良いのかお伝えしたいと思います。
おすすめの人
- 猫のフケが急に凄くなった。
- シャンプーをするべきか知りたい。
先に結論を言います。
永年、猫を飼っている獣医でもない私が経験をもとにお話しさせていただきます。
シャンプーをしましょう。
猫にフケが出始めたら
うちの猫の場合を言います。
ブラッシングは、冬の間は毛の抜けが夏に比べて少なかったので、月に2,3回で済ませていました。
冬場の窓には結露対策をしておりましたので、日当たりも悪く、猫はほとんど日光浴が出来ませんでした。
桜が咲く頃には結露対策のシートなどをすっかり取り除いたので、日当たりが大変良くなりました。
すると、早速猫は日の当たる窓際にいることが多くなりました。
冬の間には見られなかったことです。
しばらく日が経つと背中からしっぽのあたりにかけて細かい白いものが見え始めました。
よくみるとフケです。
ブラシングすればするほどフケが目立つようになったので、シャンプーを決断です。
前の年は確か3月後半にシャンプーしました。
ネットを見ますと猫はシャンプーをしなくても良いという情報を多く見ます。
フケが出始めたら
シャンプーはすべきと思います。
フケの原因
猫の皮膚は大体3週間で新しくなり、古い角質が剥がれ落ちるのがフケとなるようです。
人間もそうであるように、フケが出るからと言って即、病気ではありません。
フケの原因は主に以下と言われております。
●乾燥時期である。
この点は良く理解できます。
家の猫はそのケースになります。
実際人間にも言えることです。
●アレルギー(アトピーや食物)、皮膚炎・感染症(ノミ・ダニ)による。
この点は理解出来ます。
●フケが出やすい体質
体質と言ってもどこで判断するの?
●ストレス
これはすごく理解出来ます。
実際、うちの猫も医者に行くと、必ず驚くほどにフケが出ます。
猫は人間と違い環境の変化に敏感なのでしょう。
フケの対策
●基本は日常的にブラッシングをしてあげることです。
●次に、最低年に2回はシャンプーをしてあげることです。
ブラッシングの注意点。
ゴシゴシ強くせず、軽くやさしくしましょう。
強くすると皮膚の表面を傷めてかえって皮膚炎の原因となります。
シャンプーの注意点。
匂いのない、保湿性のあるシャンプーを選びます。
洗った後は良く乾燥させます。
乾燥させずジメジメしていると細菌が発生しやすくなるので。
この点も人間と同じですね。
もう一つ大事なことを、
適温のお湯で、やさしく声をかけながらシャンプーすることです。
もし、鳴きわめいていても静かに落ち着き始めます。これが、コツですね。
それから、首から上の頭・顔・耳は避けましょう。
おっと、その前に、引っかかれないように爪切りを済ませましょう。
シャンプーするタイミングを外した時などの乾燥時期は。
●加湿器を使ってみる。
●ストレスを与えない。
大きな声を出さない。(夫婦喧嘩はしない。)
スキンシップを忘れない。
必ず一日15分位は遊んであげる。
安心できる隠れ家を作ってあげる。
●それでもフケが全身に出る、痒がっているようなら
医者に行き相談しましょう。
おっと、医者に行ったら余計にフケが出てしまうことになるかも知れませんね。(笑い)
予防
ネットでは、猫にシャンプーは必要なし情報が多くあります。
本当に猫にシャンプーは必要なし?。
理由は、こうらしいです。。
・猫はもともと待ち伏せ型の狩りをする動物なので、自分の匂いを気付かせないようにしている。
・だから、相手に気付かれないように体臭もほとんどない。
・もともと毛づくろいをするから綺麗にしているので。
本当かな?
しかし、フケの予防はこれだ!
最低、年2回は必ずシャンプーをしましょう。
猫は水が嫌いだとか風呂は嫌がるとか言いますが、そんな人間の勝手な先入観は捨てましょう。
猫だって本当は人間と同じ、風呂に入りたいんだと思いますよ。
蛇足ながら一言を
- うちの先々代の猫は風呂は大好きで湯舟でじっと浸かってました。
勿論、シャンプーもおとなしくさせてくれました。 - ついでに、もう一つ。
この猫は掃除機で部屋の掃除をし始めると、必ずすっ飛んで来て自分の体の背中や腹、シッポを掃除機で吸ってくれとせがみました。
バキュームの音がしても平気で気持ちよく寝っ転がっていました。
人間が決めつけた規格外の猫だったのかも知れません。
おわりに
猫のフケには原因が様々あります。
フケとは明らかに病気である以外は、人間と同じで皮膚が新しくなって、古い皮膚が剥げ落ちたものです。
乾燥時期や乾燥すると尚更多くなります。
猫には最低年2回のシャンプーとこまめなブラッシングをしましょう。
きっと、人間と同じで喜ぶはずです。
それでは、又、お会いしましょう。