人と話すとき自分では気が付かないうちに口臭で相手に不快な思いをさせていませんか?
ひょっとして自分には口臭があるのではないかと思っている。
あなたは話す時に自然と口を手で押さえたり、腹話術のように息を吐き出さないように、むしろ吸い込むように話していませんか?結局、もぐもぐと相手に伝わらない会話をした覚えがありませんか?
口臭の対策や予防や原因などをお伝えしたいと思います。
おすすめの人
・自分では気付かないが口臭があるのではと思っている。
・いろいろ口臭対策をしてもなかなか改善が見られない。
口臭の対策
口臭には多くの原因があります。
後ほどに原因を挙げてまいりますが、先に対策についてお伝えします。
そもそも、口臭のもとは口腔内住んでいる微生物がガスを発生させているんです。
一方、肺からもガスが出てきており、口腔内ガスとが混じって口から吐き出されたものと言われています。
そのガスが臭うんですね。
又、舌の表面にも微生物がいます。その微生物が臭いを発生させているんですね。
それら微生物を減らすにはどうしたらいいのかが対策となると思います。
それには口腔内を常に綺麗に保つようにしましょう。
口腔内をきれいにするグッズなどを使う
- フロスや歯間ブラシを使うようにしましょう。
- うがい薬でうがいをして口腔内を自浄しましょう。
- ガムを噛んで、唾液を出すようにしましょう。
歯磨きをする
- 食後すぐに歯を磨くと唾液が少なくなり、口が乾きますので磨かないようにしましょう。
- 界面活性剤や香料が入っている歯磨きは使わないようにしましょう。
その他
- 口臭の原因となる、虫歯や歯周病や舌苔予防を致しましょう。
- 寝不足や精神の緊張を失くして安定を保つようにしましょう。
口臭が発生する時は?
口臭の発生するときは、以下の場合があげられます。
- 起床時に発生します。
- 緊張した時に発生します。
- 加齢による発生があります。
- 生理時に発生します。
- 妊娠時に発生します。
- 思春期の時に発生します。
- 体調不良の場合に発生します。
口臭の原因
口臭の原因は、揮発性硫黄化合物(メチルメルカプタンや硫化水素)というガスと言われております。
口腔内の細菌がそのガスを発生させます。
口臭の原因には主に以下があげられます。
歯周病
- 歯周病は歯と歯ぐきの間の歯周ポケットが深くなり、そこに歯垢が溜まって細菌が発生し、ガスを発生させます。
- ちなみに歯周病菌は酸素を嫌い、歯や歯茎の隙間に潜っています。
空気に触れると死んでしまいます。
(アルカリ性の環境を好みます。)
虫歯
- 虫歯は歯を磨いていても歯垢が溜って出来ます。その虫歯に食べかすや虫歯菌が虫歯の中に溜まると臭いを出します。
-
虫歯菌は酸素を好み、酸性の環境を好みます。(歯周病菌は逆になります。)
舌苔
- 舌の表面に微生物(細菌)が発生し、それらがガスを発生させます。
糖尿病
糖尿病になると糖をエネルギーに変えられない細胞は、脂肪を分解してエネルギーにします。そして、その脂肪の分解のためには「ケトン体」という物質が必要になります。
このケトン体の主成分である「アセトン」には、独特の酸っぱい臭いがあり、これが口臭の原因となります。
唾液の分泌が少ない場合
- 病気の為、薬剤投与をしている時。
- 精神的緊張などの要因による。
- 寝不足による場合。
- 水分摂取不足による。
予防
口腔内には500種類以上の細菌がいると言われております。
それら細菌が歯の面、歯周ポケット、舌の表面、唾液などにたむろして虫歯や歯周病、糖尿病、動脈硬化などの病気のリスクとなります。
口腔内の自浄をして微生物を増やさないことが大切です。これが結果的に口臭予防にもなります。
それではひとつずつ列挙いたします。
- こまめにうがいをし常に口腔内をきれいにする。
- 歯磨きをする(歯周病予防)。歯磨きは朝起きてすぐと寝る前に磨くと効果あり、食後すぐにでは唾液を失いかえって口腔内乾燥の原因となります。
- フロス、歯間ブラシを使うようにする。
- ガムを噛み、唾液を出すようにする。
- 水を飲み(アルカリ飲料も)口の渇きを予防する。
- 歯石の除去をする。
- 舌苔の除去をする。(頻度は多くしないで舌運動をするようにする
まとめ
・口腔内には細菌(微生物)がいっぱい存在し、それらが作るガスが口臭の大きな原因となっています。
・口臭の原因は多くありますが、基本的には口腔内の自浄が一番だと思います。
・それには、日常の歯磨きや抑制グッズによる手入れを行いましょう。
・歯周病対策や舌苔の除去は歯科に相談いたしましょう。
それでは、又お会いしましょう。