甘い香りの薔薇、マーガレット・メリルが好きです。

 

薔薇の種類は実に多くある。

私はもう何年も前からバラを栽培している。
栽培といってもベランダでの鉢植えだ。

種類は殆どがハイブリッド・ティでフロリパンダやつるバラは1、2種だけだった。
色は白、黄色、オレンジ、ピンク、青、赤とそれぞれ分けて栽培した。

バラの栽培には正直お金がかかる。
根っからの凝り性が災いしてかなりの投資をしてしまった。
最初の頃は肥料をやり過ぎてうどん粉病やアブラムシなどにずいぶん悩まされたものだった。

植物はなんでもそうだがやはり土が一番大切だなと感じる。
特にバラの土は難しく、バラ園で購入した土も配合がそれぞれ違っており、水やりもその土に合わせて行うことが肝心だ。
1年前に購入したバラ園のものが病気や害虫に無縁で私には一番だと感じた。

ところで薔薇の醍醐味はやはり「香り」だ。

 

一番好きな香り立つ薔薇は、マーガレット・メリルという白い薔薇だ。

 

 

 

 

この薔薇は早咲きで、どれよりも先に甘い香りを回りにまき散らし楽しませてくれた。
病気にも強く、四季咲きで秋まで楽しませてくれる薔薇なのだ。

花びらに鼻を付けて匂いを嗅ぐと、その甘い香りが実に精神安定剤となってリラックスさせてくれる瞬間はこの上もない幸福を感じる。

 

今年はコロナ禍であまり構ってやれなかったが、ちゃんと咲いてくれるのか楽しみだ。

 

 

Margaret Merril イギリス/1977年
class:フロリバンダ
中大輪/強香/四季咲き/120cm

パールホワイトと表現すればよいのか、白バラと言うには非常に趣のある色。
香りもよく、モダンローズの白バラの中で、もっとも甘い香りがするバラの一つと言われています。
尖った蕾が開花すると赤みを帯びた金色の雄しべが見えてきます。
フロリバンダですが、花がやや大きめで花付きが良く、雨にぬれても比較的上手に咲いてくれます。
花枝も長いので、切花としても有用です。
強健種としても知られ、病気にも強く、土地に合うと大きく育ちます。(引用・購入先:四国・松山 相原バラ園)