【ハーブティー初心者】選び方・楽しみ方。ハーブの効能と注意点

 

ハーブティーは初心者です。ハーブティーを始めたいのでいろいろ教えて欲しいです。

 

「はじめてハーブティーを作るにはどうしたら良いか分からない」と思っている方はいらっしゃると思います。

まず、ハーブとは何だろうか?
又、ハーブティーとは何?

紅茶、ウーロン茶とはどう違うのか?

ハーブティーの選び方やおすすめのもの、楽しみ方をお伝えしたいと思います。

 

おすすめの人

  • ハーブティーを始めたいと思っている人。

 

 

ハーブとは

 

ハーブの定義は、「生活に役立つ香りのある植物」ということ。
と言う表現があるようです。

しかし、これでは何のこと?となります。

 

ハーブとは

「ハーブとは香りを持つ植物で、花、茎、葉、種子、根などが食用や薬用、芳香用(虫除け)などに使われるもの」
で良いかと思います。

 

そのハーブには数多くの種類があって以下に区別されることが多いです。

 

食用・料理用ハーブ(カリナリーハーブ)

サラダとして食用にしたり、料理の香り付けに利用される。
食用の世界では「香辛料」とも呼ばれます。

園芸用・鑑賞用ハーブ(オーナメンタルハーブ)

家庭で植物を栽培し園芸作業をすることにより、不安や緊張、怒りを和らげたり、落ち込んだ気分を盛り上げたり、疲れを癒したりする効果を得たりします。

薬用ハーブ(メディカルハーブ)

基本的に薬効があるもので、とくに健康維持のために使われるハーブです。

芳香用ハーブ(アロマティックハーブ)

天然素材から消臭や殺菌として使われる。又、天然素材から抽出される精油はアロマテラピーとして使われます。

 

ハーブの香りの成分は揮発性(気体になりやすい性質)で水に溶けにくい性質です。

 

 

ハーブの効能・効用

 

ハーブの効能や効用は以下が挙げられます。

 

人への植物療法から来る効能への期待や薬用効果として

安眠、リラックス、リフレッシュ、便秘、ダイエット、風邪・咳止め、花粉症、湿疹・かぶれ

殺菌、抗ウィルス

 

香り・芳香用として

虫除け効果

アロマ

 

食用として

スパイス

香味料

 

 

 

ハーブは健康にいいの?注意点は?

 

ハーブを使うにあたり注意する点を挙げておきます。

 

摂りすぎに注意しましょう。

 

以下の場合は、専門家や専門医師に相談しましょう。

基礎疾患がある、服薬中の場合、アレルギーがる場合、妊娠中の場合、ペットがいる場合。

 

 

ハーブティーの種類

 

ハーブティーは多くの種類があって。その効果も様々であります。
種類には効果別に整理するのが良いのですが、ここでは初めての方の為にどんな種類があるかだけを列挙しました。

 

アップルミント、アニス、オレンジ、カモミール、ジャスミン、スペアミント、セージ、セボリー、タイム、ハイビスカス、バジル、バーベ ナ、フェンネル、ペールローズ、ペパーミント、ポットマリーゴールド、マジョラム、マロウ、ネトル、ラベンダー、ルイボス、レッドローズ、レモングラス、レモンバーム、ローズヒップ、ローズマリー、西洋ナツユキソウ

 

まず、おすすめのハーブティーを体験してその後、ご自分で効果や安全性などを調べてみるのも楽しさが増すのではないかと思います。

 

 

ハーブティーの選び方

 

ハーブティーには、本格的な茶葉とティーバッグとに分けられます。

ティーバッグについては、日常的に紅茶・緑茶など飲む時に使うものでご存知のとおりだと思います。

茶葉(リーフ)は、生のものと乾燥したものがあり、好きなものとブレンドしても良いです。

選ぶポイントは

「効果を期待したい」で選ぶ

・うつや落ち込みを解消したい。

・集中力アップしたい。

・ストレスを解消したい。

・不安や心配ごとがある。

・不眠解消・安眠促進を図りたい。

・ダイエットをしたい。

・デトックス効果を期待したい。

 

「好きな味や風味」で選ぶ

・違うハーブとのブレンドや紅茶とのミックスで楽しんでみる。

・アイスもOKで、濃く淹れたものを冷やすと良いし、氷を入れても良し。

 

 

おすすめのハーブティーの種類

 

ハーブティーの種類は、種類の欄にも紹介しましたように実に多くあります。
その中でも一般的に知られているものを選んでみました。

 

  • リラックス効果・緊張を緩和するため寝る前におすすめ → ラベンダー
  • リラックス効果・身体が温まる・安眠効果が期待できる → カモミール
  • 疲労回復・むくみ解消・疲れ目解消・ダイエット効果が期待できる → ハイビカス
  • 美肌効果(ビタミンC、鉄やミネラルも含む) → ローズヒップ
  • 保温効果・代謝アップ・消化促進でダイエットや美容効果も期待できる → ジンジャー
  • デトックス作用・利尿作用が期待できる → ダンデライオン
  • ミネラル・ポルフェノールが豊富でノンカフェイン、整腸作用・代謝促進が期待できる → ルイボス

 

 

ハーブティーを楽しむにはどうしたらいい?

 

ハーブのことやハーブティーのことは大体分かったが、次にティーを作るにはどうしたらいいのか分からないと思っている方へ。

ハーブティーを淹れるときは熱湯を使い、香りを逃さないよう蓋をして蒸らします。
また、ハーブをちぎったり揉んだりするとより香りが出やすくなります。

 

ハーブティーの楽しみ方

道具は何を揃えればいい?

・蓋付きティーポット又は急須を用意します。

(ポットは陶磁器がおすすめですが、ガラス製は中身が見られ色の違いなどが楽しむことが出来ます。)

(一般的にある急須の素材は、緑茶にせよハーブティーにせよ洗っても味が残ってしまいます。
新たに作った際に残り味と混ざってしまいますので、よく洗うか、できれば専用として使いましょう。)

・カップを用意します。

(カップは陶器製で紅茶用より大き目のサイズ、300ml以上で倒れにくいものにします。)

 

 

淹れ方は?

・茶葉の場合

1.まず、ポット又は急須にお湯を入れ温める。
2.そのお湯を捨てる。
3.ポット又は急須にハーブ(生か乾燥)を入れる。(量は購入した商品の案内を参考にするが、120mlに対してティースプーン1杯から1.5杯位)
4.お湯を入れて蒸らす。(95度以上の熱いお湯がいい)
5.蓋をして3~5分くらい蒸らす。(使用する部位によって時間を調節します。)
6,ポット又は急須の中のお湯を軽く揺らしてカップに注ぐ。(茶こしを使って注ぐのもいいかと思います。)

・ティーバッグの場合

1. ティーカップに一度お湯を入れて温める。
2. そのお湯を捨ててティーバッグを入れる。
3. お湯を150ccほど注ぎ、蓋をして3分ほどティバッグを揺らさずに蒸らす。(蓋が無い場合ラップなどの代用品で)
4. ティーバッグを取り、飲む。

 

 

ティーは紅茶?お茶とかウーロン茶の違いは?

 

ハーブティーはティーと言うけど、ぱっと見、色から紅茶とかウーロン茶の仲間ではないかと思っている方は多いと思います。

実は私もハッキリとした違いが分かりませんでした。

紅茶、ウーロン茶の違いは、結論から言いますと、原料とカフェインにあります。

 

紅茶、緑茶、ウーロン茶は

ツバキ科のチャノキ(カメリア・シネシンス)と言う植物の葉が原料です。

カフェインが含まれている。

産地や葉の加工、酸化発酵の違いで茶葉の色や風味が違い、出来上がるお茶の種類が変わってきます。

 

発酵とは

発酵とは茶葉に含まれているポリフェノールを酸化させることになります。

 

発酵度合いには

完全発酵、半発酵、弱発酵、不発酵があります。

不発酵は緑茶

半発酵はウーロン茶

完全発酵は紅茶

 

特徴

産地によって味香りや風味が違う。

茶葉に等級分けがされる。

ポリフェノール成分がある

カフェインが含まれている。

 

 

ハーブティーは

チャノキではなく香りを持つ植物を原料としております。

その植物からは葉だけではなく、茎、樹皮、種子、根、花などを利用することにより、香りや風味や色の違いを出していきます。

共通してカフェインを含まない。

 

特徴

種類それぞれに香りの違いが分かりやすい。

薬用効果やリラックス効果が期待されます。

ティーとしては生のハーブ(フレッシュハーブ)、乾燥させたハーブ(ドライハーブ)があります。

 

 

まとめ

 

これからハーブティーを始めてみたい方の為に以下の点をご紹介しました。

・ハーブとは何?効能や健康のための注意点。

・ハーブティーの種類と楽しみ方。

・ハーブティーと紅茶・ウーロン茶の違い。

これからの始めるにあたって、まず、おすすめのハーブティーを作ってみては如何でしょうか。

 

 

(注意点&免責事項)
持病をお持ちの方、妊娠中・授乳中の方、お子様に使用する場合や、使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談してください。まれにアレルギーを引き起こす可能性があります。過剰摂取により胸やけのような消化器症状や、口渇、喉の傷み、鼻血、腎臓の炎症を引き起こす可能性があります。ここに掲載されている内容は、植物の治療や薬としての有効性を保証するものではありません。事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご利用ください。

 

 

それでは、又、お会いしましょう。