パクチーには栄養と効能があり!だけどパクチーが苦手な人の克服法。

 

どうやらパクチー好きは女性に多く、男性は嫌いだというのが定説のようです。
女性が好きなのはあとにでてくる効能を意識しているのかもしれません。

男女問わず嫌いな人は生理的にあのカメムシのような臭いを受け付けないのでしょう。

それでは、受け付けない要因は?

どうしたら苦手を好きに出来るか?

を探っていきたいと思います。

 

パクチーの魅力

そもそもパクチーはその強烈な臭いが魅力です。

嫌いな人からすれば何が魅力だと言われそうですが、好きな人からすればたまらないものです。
一度ハマルと虜になってしまいます。

実は私はパクチー大好きなパクチストであります。
ドレッシング等何もつけずに酒のつまみとして、そのまま葉っぱをムシャムシャ食べるのが最高です。

こんなにたくさん食べるのは日本人だけのようです。
そうそう東京・経堂のパクチーハウスにはよく訪問しました。(現在は閉店しております)

 

パクチーの呼び名

メキシコ・スペイン語(中南米)では、シラントラ
中国語では、香菜(シャンツアイ)
タイ語では、パクチー
ベトナム語では、ザウムイ
英語では、コリアンダー
ヒンデイー語では、ダニア

パクチーにはそれぞれが呼び方が違います。
・果実(種)はコリアンダー
・葉・茎・根はパクチー

香り成分

パクチーは強烈な臭いです。

ドデセナールというアルデヒドの一種で、根に多く、葉となる葉脈に臭いが多くあるそうです。

 

パクチーの成分・効能

 

栄養価が高い

・栄養分はビタミンB2、E、C、K、鉄、βーカロチン、抗酸化物質、脂質、食物繊維が多い。
・カロリーは100gあたり23kcal (出典:USDA National Nutrientデータベース)

効能は

・デトックス効果:体内の有害金属(水銀、ヒ素、鉛、カドミュウム)を排出する。

・病気の予防:血糖値の低下、抗菌作用、LDLや血中コレステロール値を低くする。

・アンチエイジング効果:活性酸素を防ぐ抗酸化作用

副作用はほとんどないが、まれに人によって食べ過ぎると下痢、アレルギー症状が出るようです。

なんでもそうですが食べ過ぎは良くありません。

 

パクチーが好きになる方法(フードペアリング)

まず、嫌いな原因は一番に独特な匂い(香り)にクセがあり、それに拒絶反応を起こすのでしょう。

研究の結果

・東アジア、アフリカ、ヨーロッパ、西アジアでは嫌い。
 南米、ヒスパニック、中東が嫌いの割合が低いとのことです。

・又、アルデヒド成分に反応した人が自分の持つ遺伝子と同じと感じ、脳が食べものと認識しないのではと言われています。
 ホントかな?

 

フレーバー効果を生かす

・食べ物の5味(苦い・酸っぱい・塩っぱい・甘い・旨い) + 視覚・嗅覚・聴覚=香り

この香りの効果がフレーバー効果ではないかと思います。

 

フードペアリングでトライする

・一般的にフードペアリングとは、フレーバー(香り)効果と相性の良い食材を組み合わせて作った食べものだと言われています。

その組み合わせには、似たものどうしの組み合わせ、まったく違うものどうしの組み合わせ、複合的に組み合わせるとかがあるようです。

 

ということはパクチーが嫌いな人は

是非、フードペアリングを実践してみよう。

きれいに洗ったパクチーを甲類焼酎に一週間ほど漬け込んで飲む

パクチーとミントを合わせる

「パクチーモヒート」<材料(1グラス分)>

香りの強いパクチーを引き立てるため、ライムの皮は中に入れません。また、最初に入れるソーダはパクチーの香りを液体に移すことが目的なのでしっかりつぶして。

・パクチー葉…大1本分
・ラム…大さじ3
・ライム果汁…大1/6個
・ライム(スライス)…1枚
・シロップ…小さじ1
・ソーダ…小さじ2+大さじ3
・クラックドアイス…適量

<作り方>
1 グラスにパクチー葉、シロップ、ライム果汁、ソーダ小さじ2を入れしっかりマドルする(つぶして混ぜる)。
2 クラックドアイスをグラス八分目までいれ、ソーダ大さじ3とラムを加える。
3 ライムのスライスをのせる。

講談社BOOK倶楽部 銀座スタア・バー岸久のモヒートレシピ6選より引用しました。

 

最近の我が家のパクチー料理です。

カキ鍋のあとの雑炊にも

 

 

まとめ

 

パクチーは大いに好きになって食べましょう!

  1. 栄養価が高い
  2. デトックス効果がある
  3. 免疫力アップ、病気の予防効果がある
  4. アンチエイジング効果がある
  5. フードペアリングで嫌いを克服しよう

 

それでは、又お会いしましょう。