トイレからの異臭は部屋中に立ち込めてもう我慢できません。
私の体験談をお話ししたいと思います。
一昨年の夏にトイレとバスのユニットを交換しました。
ところが、翌年になると時々トイレから下水のような異臭が発生しました。
発生頻度
4日～5日
その時は
トイレの封水が下がっている。
いろいろ調べて、やってみたことを話してみます。
結局、原因は２点のようです。
- 封水が下がったこと。（封水切れ）
- トイレ内にバスがあってそこの排水口に髪の毛などのゴミが溜まっていた。
トイレからの臭いの原因は封水が下がったこと
トイレには多くのメーカーから製品が出されており、水のタンクや便座などの構造が多種あります。
基本的にタンクから便器に水を流して封水をためる迄の原理はどこも同じです。
考えられる一般的な原因を一つずつ対応していきますと、原因にたどり着きました。
「封水」とは図の水たまりのことを言います。
この水たまりで排水から来る臭いを逆流せずにカットする役目をしています。
出典：水道救急センター
臭いの一般的な原因は
便器内でものが詰まった。
→点検しました。
ラバーカップで吸引する
→吸引しました。
排水管が汚れており流す時に臭いが上がって臭う。
トイレ内に手洗いがあり、その排水口からの匂い。
トイレを設置した際に防臭キャップがよれて隙間がある。
トイレの封水が下がる。
→最初から封水が下がっていた時に臭いが発生していたので、バケツで水を足したりしました。
→改善は見られませんでした。
封水が下がる原因
洋式トイレの封水の量は調節出来ないようです。
長期的に使用しなかった為、蒸発してしまった。
排水トラップの故障。
通気管の不具合による。（他の階で水を流したときサイフォン効果でトイレの封水が引き抜かれてしまう。それが起きないように通気管が設けられているが、何かの原因（ゴミや鳥の巣など）で塞がれている場合が考えられる。
又は、最初から付けられていない。
図はあくまでも参考例となります。
対策
・封水が下がる対策としては、タンクの水を流す量を多く調節しました。
・ユニットバスの排水口の髪の毛・ごみを掃除しました。
以来、半年間トイレからの臭いや封水の下がりは発生していません。
通気口に関しましては、トイレユニットを新しく交換する前までは、一度も封水が下がったことがないことから問題があるとは考えられません。
まとめ
今回、私がやってみたのは業者でもなく素人対応でした。
参考になれば幸いです。
トイレや水回りに関しては、マンションの構造（通気口や排水口）や製品メーカーによって違いますので、自分で出来る範囲の対策でとどめた方が良いかと思います。
又、直接業者さんに対応をお願いする前に、お住まいのマンション管理会社を通して構造を良く知っている業者さんに相談される方が良いかと思います。
それでは、又お会いしましょう。